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米国債利回りの上昇、FRB政策据え置き可能に=SF連銀総裁

ロイター / 2023年10月6日 4時11分

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は5日、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は「かなり」制約的な領域に入っているとの見方を示した。2019年7月撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir.)

[5日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は5日、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は「かなり」制約的な領域に入っているとの見方を示した。同時に、インフレ率を2%に引き下げる目標の達成に向けて多くの進展があったものの、こうした進展は「勝利ではない」と述べた。

デイリー総裁はニューヨークのエコノミック・クラブで「労働市場が冷え込み、インフレ率が目標に戻りつつあることが続けば、金利を安定的に維持し、政策の効果を持続させることができる」と指摘。このところの国債利回りの上昇はFRBに代わりある程度の仕事をしているため、「われわれが一段の行動をとる必要性は薄れている」とした。

ただ、インフレ率の鈍化には「現実的なリスクがある」と言及。「成長やインフレの鈍化が失速し経済活動が再加速し始めたり、あるいは金融情勢の引き締まりが一部逆転したり、緩和しすぎたりした場合、われわれはこれらのデータに反応し、責務を全うするために金融政策が十分に制約的であると確信できるまで追加利上げを進めることができる」とし、「オープンマインドで選択肢を持つ必要がある」とした。

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