米長期債利回り上昇、米経済の軟着陸妨げず=シカゴ連銀総裁
ロイター / 2023年10月6日 2時35分
米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は、米長期債利回りの直近の急上昇がアナリストの一部で懸念されているが、米経済が連邦準備理事会(FRB)の2%のインフレ目標を達成すると同時にリセッション(景気後退)を回避するという「黄金の道」から外れているという明確なシグナルは出ていないと述べた。8月24日撮影(2023年 ロイター/Ann Saphir/File Photo)
[5日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は、米長期債利回りの直近の急上昇がアナリストの一部で懸念されているが、米経済が連邦準備理事会(FRB)の2%のインフレ目標を達成すると同時にリセッション(景気後退)を回避するという「黄金の道」から外れているという明確なシグナルは出ていないと述べた。
3日に収録され5日に放送されたブルームバーグのポッドキャスト「Odd Lots」で「現実的な面では黄金の道から外れたことを確信させるようなことは今のところ起きていないようだ」と指摘。米経済を「黄金の道」から外す可能性があるのはエネルギー価格の持続的な上昇や自動車業界のストライキ長期化、政府機関の閉鎖などFRBの行動とは関係のないショックとし、これらはこれまでのソフトランディング(軟着陸)を台無しにしてしまうような外的ショックだとした。
また長期金利の上昇が失業率の急上昇や経済活動の急減速を引き起こすほどであればFRBは調整を行うとした。
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