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米とアラブ諸国、ガザ停戦巡り隔たり

ロイター / 2023年11月6日 7時12分

 11月4日、アラブ諸国の外相は、ブリンケン米国務長官に対し、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの即時停戦を確保するよう求めた。これに対し、ブリンケン氏は停戦すればハマスの再集結を可能にするだけだと反論し、双方の立場の違いが鮮明になった。イラク・バグダッドで5日、代表撮影(2023年 ロイター)

Nidal al-Mughrabi Simon Lewis Suleiman Al-Khalidi

[ガザ/アマン 4日 ロイター] - アラブ諸国の外相は4日、ブリンケン米国務長官に対し、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの即時停戦を確保するよう求めた。これに対し、ブリンケン氏は停戦すればハマスの再集結を可能にするだけだと反論し、双方の立場の違いが鮮明になった。

ブリンケン氏はヨルダンの首都アンマンでサウジアラビア、カタール、アラブ首長国連邦(UAE)、エジプト、ヨルダンの外相と会談。その後の記者会見で、ヨルダンのサファディ外相は「われわれは今、この戦争を停止する必要がある」と訴えた。

ブリンケン氏は、和平の必要性とガザの現状を続けるわけにはいかないという点で全員の見解が一致していると述べたが、双方に意見の相違があることも認めた。

「今停戦すれば、ハマスが残り、再結集して(イスラエルを奇襲攻撃した)10月7日にやったことを繰り返すことを可能にするだけだ」と強調した。

米政府はイスラエルへの支援を継続する一方で、ガザに支援物資を送るための人道的休戦も呼びかけ始めている。イスラエルのネタニヤフ首相は3日、ブリンケン氏が提案した一時休戦に応じない考えを表明している。

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