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英サービスPMI、1月は8カ月ぶり高水準 新規受注が堅調

ロイター / 2024年2月5日 19時39分

David Milliken

[ロンドン 5日 ロイター] - 5日に発表されたS&Pグローバル/CIPSの1月の英国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は54.3に上昇し2023年5月以来の高水準となった。新規受注が堅調だったほか、雇用も拡大した。

昨年12月は53.4、速報値は53.8だった。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスの経済ディレクター、ティム・ムーア氏は「景気後退リスクの後退と金融環境の緩和で顧客の支出意欲が高まり、新規受注も回復した」と述べた。

1日発表の製造業PMI改定値は好不況の分かれ目となる50を18カ月連続で下回った。新規受注の減少や紅海の混乱による納入の遅れが響いた。

製造業とサービスを合わせた総合PMI改定値は52.9で、12月の52.1から上昇し8カ月ぶりの高水準となった。

5日発表されたデータでは、給与が引き続きコスト上昇の主因で雇用に一定のブレーキをかけていることを示したが、全体的なコスト上昇率は過去3年間で最も穏やかだった。

顧客に請求する価格は、数値的にはなお高いものの4カ月ぶりの緩やかな上昇率だった。

ムーア氏は「コスト上昇の鈍化は、原材料価格の下落に加え、エネルギー・燃料コストの低下を反映している」と述べた。

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