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ロシア、ウクライナ平和サミットを批判「時間の無駄」

ロイター / 2024年6月5日 9時3分

6月4日、ロシア大統領府は今月15─16日にスイスが主催する「ウクライナ平和サミット」について、一部の国が参加を辞退している状況は理解できるとの見解を示した。写真はロシアとウクライナの旗のイメージ。2022年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

[モスクワ 4日 ロイター] - ロシア大統領府は4日、今月15─16日にスイスが主催する「ウクライナ平和サミット」について、一部の国が参加を辞退している状況は理解できるとの見解を示した。明確な目標がなく、ロシア抜きでの開催は無意味だとした。

ウクライナによると、サミットを巡っては100以上の国と組織が出席に同意している。ロシアは招待されていない。

クレムリンのペスコフ報道官は記者団に、「これは完全に無意味な活動であり、無駄な道楽だ」と一蹴。この会合は成果を目指すものでないとして、「多くの国が時間を無駄にしたくないと考えている」と述べた。

会合には中国が参加しないことを表明。ウクライナのゼレンスキー大統領に打撃となる一方、ロシアのウォロジン下院議長は4日、中国の不参加を通信アプリ、テレグラムに満足げに投稿した。

下院議長はサウジアラビア不参加との報道を引用したが、同国はサミットに関する立場を公式に表明していない。ペスコフ氏はサウジの主権の問題だとした。

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