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米ユナイテッド航空が採用縮小、ボーイング納機遅延が影響

ロイター / 2024年6月5日 9時57分

6月4日、 米ユナイテッド航空は、ボーイングの航空機納入が遅れていることから、今年の従業員採用数が予想を下回るとの見通しを示した。写真は1月、プエルトリコの空港に駐機中のユナイテッド航空のボーイング機(2024年 ロイター/Miguel J. Rodriguez Carrillo)

Rajesh Kumar Singh

[シカゴ 4日 ロイター] - 米ユナイテッド航空は、ボーイングの航空機納入が遅れていることから、今年の従業員採用数が予想を下回るとの見通しを示した。

人事・労使関係責任者ケイト・ゲボ氏は、2024年の採用が約1万人で、予定していた1万3000─1万5000人を下回ると述べた。

また、今年はこれまでにパイロット800人超、客室乗務員600人超を含む4000人を新規採用したと説明。「当社の採用活動は、受注と事業の成長に直結している」と話した。

23年の新規採用は1万6000人だった。

ユナイテッド航空はボーイングの主要顧客で、同社の安全問題のあおりを受けている。ボーイングはこの問題を受け、今年の納機総数見通しを25%減の66機とした。

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