EU、米航空当局にオブザーバー参加提案へ 安全監査巡り
ロイター / 2024年6月5日 11時52分
6月4日、欧州航空安全局(EASA)は、米連邦航空局(FAA)に対し、欧州航空機大手エアバス製の航空機などを巡る安全監査へのオブザーバー参加を提案する。写真はボーイングのロゴ。フランスのル・ブールジェで昨年6月撮影(2024 ロイター/Benoit Tessier)
Joanna Plucinska Thomas Seythal
[ベルリン 4日 ロイター] - 欧州航空安全局(EASA)は、米連邦航空局(FAA)に対し、欧州航空機大手エアバス製の航空機などを巡る安全監査へのオブザーバー参加を提案する。EASAのギレルメット新事務局長が4日、ロイターに語った。来週、米ワシントンを訪れ、FAAと協議するという。
FAAの米ボーイング製航空機への監査でEASA側も同様の許可を得て相互協定を結び、情報共有を強化したい考え。ただ、共同監査までは実施しないとみられる。
ギレルメット氏は、ボーイング737MAX9型機の窓が吹き飛んだ事故の発生後、同社による安全性と品質改善に向けてFAAが講じている措置を認識していると述べた。
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