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インドのサービスPMI、5月は5カ月ぶり低水準 国内需要が軟調

ロイター / 2024年6月5日 16時4分

 6月5日 S&Pグローバルがまとめた5月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI)確報値は60.2で、4月の60.8から低下し、5カ月ぶり低水準となった。写真は2013年9月、ムンバイで撮影(2024年 ロイター/Danish Siddiqui)

Anant Chandak

[ベンガルール 5日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた5月のHSBCインドサービス部門購買担当者景気指数(PMI)確報値は60.2で、4月の60.8から低下し、5カ月ぶり低水準となった。

国内需要が減少した。一方、輸出は過去最高のペースで伸び、雇用は21カ月ぶり高水準を記録した。

確報値は速報値の61.4を下回った。景況改善と悪化の節目となる50は34カ月連続で上回った。

HSBCのグローバルエコノミスト、マイトレイ・ダス氏は「インドのサービス部門の活動は5月に若干緩やかなペースで拡大した。国内の新規受注は若干減少したが依然として堅調で、広告の効果があったことを示している」と述べた。

輸出動向を示す指数は約10年ぶり高水準となった。売上の好調により、今後1年の事業見通しは8カ月ぶり高水準に達し、サービス企業の雇用は2022年8月以降で最も速いペースで拡大した。

ただ、価格圧力が強まり、投入価格は長期平均を上回り、販売価格も小幅上昇した。

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