ロシュ、新たな肺がん免疫療法の試験打ち切りへ
ロイター / 2024年7月5日 11時37分
7月4日、スイスの製薬大手ロシュは、新たな肺がん免疫療法「チラゴルマブ」について、臨床試験で米同業メルクのがん免疫療法「キイトルーダ」を上回る効果を示せなかったことから、試験を打ち切ると発表した。写真はロシュのロゴ。スイスのバーゼルで2020年1月撮影(2024 ロイター/Arnd Wiegmann)
Rachel More Ludwig Burger
[ベルリン 4日 ロイター] - スイスの製薬大手ロシュは4日、新たな肺がん免疫療法「チラゴルマブ」について、臨床試験で米同業メルクのがん免疫療法「キイトルーダ」を上回る効果を示せなかったことから、試験を打ち切ると発表した。
移性非扁平上皮非小細胞肺がん患者を対象に、チラゴルマブを併用した試験で、キイトルーダを含む併用療法と比較して、疾患の進行を遅らせる、あるいは患者の寿命を延ばす効果が認められなかった。
チラゴルマブは2022年に別の種類の肺がん患者を対象とした試験で、病気の進行を遅らせる効果がなかったことで、既に打撃を受けていた。
チラゴルマブは抗TIGITと呼ばれる種類の療法。競合他社も類似の療法の開発に取り組んでいる。
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