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午前の日経平均は続伸、史上最高値を更新 一時4万1100円

ロイター / 2024年7月5日 12時5分

 7月5日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比137円84銭高の4万1051円49銭と続伸した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Issei Kato)

Noriyuki Hirata

[東京 5日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比137円84銭高の4万1051円49銭と続伸した。約3カ月ぶりに史上最高値を更新し、一時4万1100円に上値を伸ばした。前日の米株市場が休場で材料に乏しかったが、先高感が株価が押し上げた。

日経平均は95円高で寄り付いた後、186円高の4万1100円13銭に上値を伸ばした。前日の米市場は休場だったが「欧州株高が買いの口実になった」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。TOPIXも連日の史上最高値更新となった。

一方、高値更新後は伸び悩み、マイナスに転じる場面もあった。短期的な過熱感も意識され、前日に強かった銘柄群で利益確定売りが目立った。日本時間の今晩に6月米雇用統計の発表を控え、買い一巡後は手掛けにくさも意識された。指数寄与度の高い半導体関連株はまちまち。

市場では「節目の4万1000円を上回った上、TOPIXも高値を更新しており、いったん達成感」(マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジスト)との声が聞かれた。直近の株高は企業の好業績を織り込んできた側面があるとして、市場の目線は今月下旬からの企業決算発表の見極めに移ってくるという。

TOPIXは0.11%安の2895.42ポイントで午前の取引を終了した。市場最高値を更新した。東証プライム市場の売買代金は2兆0157億1700万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や医薬品、サービスなど8業種、値下がりは海運や電気・ガス、繊維など25業種だった。

前日に決算を発表したキユーピーが年初来高値を更新した。三越伊勢丹ホールディングスやKOKUSAI ELECTRICも年初来高値を更新した。一方、約5300億円の株式売り出しを決議したホンダは売り直された。前日に決算を発表したオンワードホールディングスは軟調だった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが426銘柄(25%)、値下がりは1168銘柄(71%)、変わらずは51銘柄(3%)だった。

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