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GPIF、前年度運用収益は過去最高の45.4兆円 株高と円安が貢献

ロイター / 2024年7月5日 16時29分

 7月5日、公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が発表した年度概況書によると、2023年度の運用収益は45兆4153億円で過去最高となった。写真は、GPIFのロゴ。都内で2018年11月撮影(2024年 ロイター/Toru Hanai)

Miho Uranaka

[東京 5日 ロイター] - 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が5日発表した年度概況書によると、2023年度の運用収益は45兆4153億円で過去最高となった。国内外の株高と円安が貢献した。プラス運用は4年連続で、全体の運用資産額は246兆円に膨らんだ。

収益率はプラス22.67%で、20年度以来過去2番目の成績だった。自主運用を始めた01年度からの累積収益額は153兆7976億円で、22年度末の108兆3824億円から大幅に拡大した。

GPIFの宮園雅敬理事長は、23年度の結果について「(世界)経済成長の果実を享受した」と述べた。

主要資産のうち、国内外の株式市況が好調で収益を押し上げた。保有比率は3月末時点で国内債券26.95%、外国債券23.86%、国内株式24.33%、外国株式24.86%となり、いずれも同法人が定める指針の範囲内に収まった。資産の半分はドル建てで、円安により評価額も増加した。

1―3月期の運用収益は21兆3863億円で、収益率は9.52%のプラスだった。

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