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安川電、3―5月期営業益は32%減 サーボモーター等の売上げ減少

ロイター / 2024年7月5日 16時58分

 7月5日、安川電機は2024年3─5月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年同期比32.4%減の111億円になったと発表した。写真は同社のロボット。昨年11月、都内で撮影(2024年 ロイター/Sam Nussey)

Ritsuko Shimizu

[東京 5日 ロイター] - 安川電機は5日、2024年3─5月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年同期比32.4%減の111億円になったと発表した。精密に動きを制御するサーボモーターなどを含む「モーションコントロール」事業の売り上げ減が影響した。製造業の自動化・省力化投資の回復を見込み、通期予想は4月発表から変更していない。

24年3─5月期の連結売上収益は前年同期比7.1%減の1324億円だった。

主力の「モーションコントロール」事業は売上収益が同17.1%減の594億円、営業利益は同42.6%減の56億円にとどまった。営業利益率も13.7%から9.5%へと大きく低下した。ACサーボモーター・コントローラは、前年同期にあった太陽光発電用パネル関連の需要剥落や、半導体・電子部品市場の在庫調整の長期化などの影響を受け減収となった。

一方、「ロボット」事業は売上収益が同8.1%増の570億円、営業利益が同22.6%減の48億円となった。日本と欧米を中心に生産の高度化・自動化の投資が底堅く推移したものの、システム対応強化に向けた先行投資負担や稼働率の低下により減益となった。

25年2月期通期の連結営業利益予想は前年比5.7%増の700億円で、4月発表の予想を据え置いた。半導体・電子部品市場の投資再開が想定されるなど、製造業における自動化・省力化に関する設備投資が回復すると見込んでいる。IBESがまとめたアナリスト17人の連結営業利益予想の平均値は697億円だった。

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