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米国のインフレ緩和、労働市場は再均衡化=FRB金融政策報告書

ロイター / 2024年7月6日 1時41分

米連邦準備理事会(FRB)は5日、議会に半期ごとに提出する金融政策報告書を公表した。2022年6月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

Howard Schneider

[5日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は5日、議会に半期ごとに提出する金融政策報告書を公表した。物価情勢についてインフレは緩和したとしたほか、労働市場は「引き締まっているが過熱していない」という新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前の状況を回復したとし、米経済は一段と正常な状況に着実に戻りつつあるとの認識を示した。

FRBは報告書で「インフレは昨年に著しく緩和し、今年に入ってからも緩やかな改善がみられた」と言及。住宅サービス部門については、価格上昇のペースがパンデミック前の水準に戻るのは時間の問題との認識を示した。

労働市場については「今年上半期を通して再均衡化が続いた」とし、「多くの分野で求人が減少したことで労働需要が緩和した一方、移民の急増を背景に労働供給は増加し続けている」と指摘。「労働の需要と供給のバランスは、労働市場が比較的逼迫していたものの過熱はしていなかったパンデミック直前の時期に似ている。名目賃金の伸びは引き続き鈍化した」とした。

パウエルFRB議長はこの報告書に基づき、9─10日に議会証言を行う。

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