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米クラウドストライク、デルタ航空の補償要求拒否 システム障害で

ロイター / 2024年8月5日 15時12分

 8月5日 米セキュリティー大手クラウドストライクは4日、同社ソフトウエアの更新が引き起こした7月の世界的なシステム障害に関して米デルタ航空が求めた航空便の遅延・欠航に対する補償を拒否する考えを示し、責任は限定的と指摘した。写真は7月22日、ジョージア州のハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港で撮影(2024年 ロイター/Megan Varner)

David Shepardson

[ワシントン 4日 ロイター] - 米セキュリティー大手クラウドストライクは4日、同社ソフトウエアの更新が引き起こした7月の世界的なシステム障害に関して米デルタ航空が求めた航空便の遅延・欠航に対する補償を拒否する考えを示し、責任は限定的と指摘した。

デルタのエド・バスティアン最高経営責任者(CEO)は7月31日、米CNBCテレビのインタビューで、システム障害に関連する損害が5億ドルに上ると語り、クラウドストライクに補償を求める意向を示した。

クラウドストライクはデルタ宛ての書簡で改めて謝罪した上で、同社の対応が不適切だったとするデルタの指摘は遺憾とし、重大な過失や不正行為があったとの主張も強く拒否すると表明。

デルタは7月19日のシステム障害後の6日間で6000便以上を欠航にし、50万人以上の利用者が影響を受けた。

クラウドストライクは、同社が補償金を支払うことになっても「契約により」最大で「数百万ドル」にとどまるとした。

また、クラウドストライクの最高経営責任者(CEO)が障害発生の直後にデルタCEOに個人的に連絡して復旧の支援を申し出たが返答はなかったとした。

書簡は、デルタがクラウドストライクを提訴する場合、同じ問題に見舞われた競合社が同社よりずっと早く業務を再開できたのはなぜかを「答える必要がある」とした。

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