冷静な判断重要、日銀と連携し市場動向注視=株価急落で鈴木財務相
ロイター / 2024年8月5日 17時30分
8月5日、鈴木俊一財務相(写真)は日経平均株価が同日に史上最大の下げ幅となったことについて「政府として冷静に判断していくことが重要だ」と述べた上で、「内外の経済・金融市場の動向などについて、日銀とも連携をしながら緊張感を持って注視をするとともに今後の経済財政運営にも万全を期していきたい」と語った。写真はリオデジャネイロで26日撮影(2024年 ロイター/Tita Barros)
Kentaro Sugiyama
[東京 5日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は5日夕、日経平均株価が同日に史上最大の下げ幅となったことについて「政府として冷静に判断していくことが重要だ」と述べた上で、「内外の経済・金融市場の動向などについて、日銀とも連携をしながら緊張感を持って注視をするとともに今後の経済財政運営にも万全を期していきたい」と語った。財務省内で記者団の取材に応じた。
鈴木財務相は、株価の下落について「当然、強い関心を寄せている」と述べた。その上で、株安の要因について「一般的に株価は内外の経済状況や企業の動向などを投資家が判断して市場において決定されるものであり、その背景などを一概に申し上げることはなかなかできない」と説明した。
鈴木財務相は、金融庁においても今回の株価急落に対して金融庁長官以下の会議を機動的に開くなど、市場動向の把握、分析を実施して金融庁内外との連携報告態勢を整えているところだと語った。
外為市場で円高が急速に進行していることについては、為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移するのが望ましいと、従来の見解を繰り返した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1関西財界訪中団、邦人の安全確保に懸念 短期ビザ免除再開に期待も 投資意欲は持続
産経ニュース / 2024年11月25日 18時19分
-
2日経平均株価が再度上昇するのはいつになるのか すでに「日柄調整という悪材料」は織り込んだ
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 9時30分
-
3スエズ運河の船舶通過激減 パナマも、供給網負担重く
共同通信 / 2024年11月25日 16時29分
-
4災害に備えて家に食料を蓄えていますが、出先の対策が全くできていません…。普段から何を持ち歩けばよいでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年10月24日 3時50分
-
5HIS、子会社で不正受給か 雇調金、決算発表を延期
共同通信 / 2024年11月25日 17時34分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください