原油価格、来年は平均60ドルに下落も 一段の減産なければ=シティ
ロイター / 2024年9月5日 9時10分
9月4日、米シティは、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が減産を拡大しない場合、2025年の原油平均価格は1バレル=60ドルまで下落する可能性があるとの見方を示した。カナダ・トロントで2017年撮影(2024年 ロイター/Chris Helgren)
[4日 ロイター] - 米シティは4日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が減産を拡大しない場合、2025年の原油平均価格は1バレル=60ドルまで下落する可能性があるとの見方を示した。需要減とOPEC非加盟産油国からの供給増が主因とした。
テクニカルな反発の可能性はあるが、現行の減産を無期限に延長すると表明しなければ、市場は70ドルの水準を維持できなくなる可能性があると予想した。
北海ブレントが60ドル台まで下落した場合、場合によっては50ドル台を付ける可能性もあるとした。
地政学的な緊張は価格を押し上げるとみられてきたが、昨年10月以降は反発のたびに弱くなっている分析。また、現在の市場は緊張が必ずしも減産や輸送の問題につながるとは限らないと認識しており、価格上昇は売りの機会でもあると指摘した。
シティは現在の市場力学を踏まえ、北海ブレントが80ドルに接近すれば売りを推奨している。
先週の下落を受けて、短期的な反発で80ドルに近づく可能性はあるとする一方、夏のドライブシーズンが終了したことなどから需要が緩むと見通した。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1韓国大統領、取り調べで沈黙守る 録画も拒否=捜査当局
ロイター / 2025年1月15日 19時41分
-
2尹氏支持者「恥かかせる目的」と憤り=公邸前、拘束賛成派は歓喜―韓国
時事通信 / 2025年1月15日 15時21分
-
3氷点下のソウルで大統領拘束、「尹錫悦を守る」叫んだ支援者「ああ」とため息…「終わった」歓声も
読売新聞 / 2025年1月15日 13時27分
-
4韓国の尹大統領、内乱容疑で拘束 戒厳令巡り現職初、警護庁対峙も
共同通信 / 2025年1月15日 11時13分
-
5アサド政権崩壊で、もうシリア難民に保護は不要?...強制送還を求める声に各国政府の反応は?
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月15日 14時17分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください