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ハリス氏勝利なら米経済に恩恵、大統領選=ゴールドマン

ロイター / 2024年9月5日 9時22分

 9月4日、ゴールドマン・サックスは、11月の米大統領選で民主党候補ハリス副大統領が勝利し、連邦議会選でも民主党が上下両院を制した場合、米経済に最も大きな恩恵があると予想した。ペンシルベニア州ピッツバーグで2日撮影(2024年 ロイター/Elizabeth Frantz)

[ロンドン 4日 ロイター] - ゴールドマン・サックスは、11月の米大統領選で民主党候補ハリス副大統領が勝利し、連邦議会選でも民主党が上下両院を制した場合、米経済に最も大きな恩恵があると予想した。

共和党が圧勝、もしくは同党候補のトランプ前大統領が当選し、議会でねじれが生じた場合、主に輸入関税引き上げと移民政策厳格化により、経済は来年に打撃を受けるという。

雇用の伸びも、民主党が政権を握った方が高くなると予想した。

ゴールドマンは3日付のリサーチノートで、「トランプ氏が勝利し、共和党が議会を制した場合やねじれ議会となった場合、関税と移民政策の強化による経済への打撃が財政へのプラス効果を上回る」と指摘。「成長率への打撃は2025年下期にマイナス0.5%ポイントのピークに達し、26年に緩和する見込みだ」とした。

また「民主党が圧勝した場合、新規支出と中間所得層の税額控除拡大が法人税率引き上げによる投資減少を辛うじて補い、25─26年に成長率をやや押し上げる」と予想した。

雇用の伸びはハリス氏が勝利すれば、トランプ氏が勝利し議会でねじれが生じた場合に比べて月1万人、共和党が圧勝した場合に比べて3万人多くなるという。

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