インドネシアGDP、第3四半期は前年比+4.95% 1年ぶり低い伸び
ロイター / 2024年11月5日 15時58分
11月5日、インドネシア統計局が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.95%増だった。写真は2022年8月、ジャカルタで撮影(2024年 ロイター/Willy Kurniawan)
[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア統計局が5日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)は前年同期比4.95%増と、1年ぶりの低い伸びだった。家計消費が鈍化した。
ロイターがまとめた市場予想の5.00%増をわずかに下回った。第2・四半期の5.05%増からやや減速した。
前期比(季節調整前)では1.50%増。市場予想は1.59%増だった。
統計局によると、第3・四半期は製造業と建設業が特に経済成長に寄与した。
GDPの約半分を占める家計消費は前年比4.91%増。第2・四半期は4.93%増だった。衣料や住居への支出が鈍化した。
投資は前年比5.15%増と、1年ぶりの高い伸び。新首都の建設などインフラ投資が背景。
政府支出と輸出も拡大した。
DBS銀行のエコノミストは「第3・四半期のGDPは当行の予想と一致した。家計消費が低迷したが、投資と輸出が上向いた」と指摘。ルビア相場が安定していれば、今四半期に追加利下げがあるとの見方を示した。
ルピアは5日の取引で4営業日続落となり、8月以来の安値に下落した。
インドネシア中央銀行は景気を下支えするため、9月に利下げを実施。10月は中東情勢の緊張でルピアが圧力に見舞われていることを受けて政策金利を据え置いた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1イスラエル首相らに逮捕状、ICC ガザで戦争犯罪容疑
ロイター / 2024年11月22日 3時50分
-
2レバノン東部空爆47人死亡 イスラエル、ヒズボラ停戦交渉中
共同通信 / 2024年11月22日 7時13分
-
3ロシアがわずか1000km先にICBM発射情報、アメリカへ「核攻撃いとわない」警告か
読売新聞 / 2024年11月21日 20時1分
-
4“長距離ミサイル攻撃”駐日ロシア大使が批判…西側諸国が「露と戦うということ」
日テレNEWS NNN / 2024年11月21日 18時11分
-
5プーチン大統領、2週間近く公の場に姿見せず 3年間で最長 露独立系メディア
日テレNEWS NNN / 2024年11月21日 21時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください