米裁判所、共和党の不在者投票阻止要求退ける ジョージア州巡り

　米裁判所は１１月５日、大統領選の激戦州ジョージアの７郡を巡り、一部不在者投票の受理阻止を求めた共和党の訴えを退けた。写真はジョージア州で有権者に配布されたステッカー。同日、投票所で撮影（２０２４年　ロイター/Eloisa Lopez）

Luc Cohen

[５日 ロイター] - 米裁判所は５日、大統領選の激戦州ジョージアの７郡を巡り、一部不在者投票の受理阻止を求めた共和党の訴えを退けた。

共和党全国委員会は３日、週末から４日にかけて有権者に不在者投票の返送を許可した７郡を提訴。期日前投票は１日に締め切られるはずだったとし、各郡に投票用紙を受理させないよう裁判所に求めていた。

判事は、共和党が標的にしている郡は過去の選挙で民主党寄りだったと指摘。「自らの候補者に投票する可能性の低い市民を差別することで、この選挙でてんびんの片方を重くする」ことを共和党は求めていると述べた。

共和党全国委からは今のところコメントを得られていない。