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ユーロ圏総合PMI、1月改定50.2 3カ月ぶりに50上回る

ロイター / 2025年2月5日 18時44分

 S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.2と、好不況の分かれ目となる50を3カ月ぶりに上回った。写真は、フランクフルトの銀行街。2023年11月、フランクフルトで撮影(2025年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ロンドン 5日 ロイター] - S&Pグローバルがまとめた1月のユーロ圏HCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.2と、好不況の分かれ目となる50を3カ月ぶりに上回った。

需要が安定化した。速報値から修正はなかった。昨年12月は49.6だった。

サービス業が小幅に拡大し、製造業の低迷を相殺した。

サービス業PMIは51.3で、12月の51.6をわずかに下回った。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「ユーロ圏経済の拡大を維持する上でサービス業の成長が重要な役割を果たした。新規受注と雇用の伸びは鈍いものの、わずかに加速しており、このセクターが今年第1・四半期にもう少し勢いを増すとの期待が浮上するだろう」と述べた。

サービス業では、需要増加への対応で人員採用ペースが加速した。ただ、今後1年に対する楽観的な見方はやや弱まり、事業期待指数は58.8から58.5に低下した。

同氏は「政治的な多くの不確定要素、特にドイツの選挙やフランスの脆弱な政権を考えれば、これは驚くべきことではない。今のところ、このセクターに大きな飛躍は期待できない」と述べた。

全体の投入コストと販売価格は上昇ペースが加速。投入価格総合指数は57.0から58.5に上昇し、ほぼ2年ぶりの高水準となった。

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