ユーロ圏小売売上高、6月は前月比+5.7% コロナ前の水準回復
ロイター / 2020年8月5日 19時0分
EU統計局が発表した6月のユーロ圏の小売売上高(数量ベース)は前月比で5.7%増加し、ロックダウン導入前の2月の水準を回復した。写真はパリの百貨店で7月撮影(2020年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した6月のユーロ圏の小売売上高(数量ベース)は前月比で5.7%増加し、ロックダウン(都市封鎖)導入前の2月の水準を回復した。
3月と4月は記録的な落ち込みとなっていたが、5月以降は回復が続いている。
6月は衣料品と自動車燃料の販売増加が目立った。
6月の小売売上高は、ロイターがまとめた市場予想(5.9%増)を下回ったが、5月分の上方修正で実績値との差がほぼ相殺された形となった。
5月の小売売上高は、前回発表値の17.8%増から20.3%増に上方修正された。修正前の時点で、1999年の統計開始以降で最大の増加となっていた。
5ー6月の増加で、3-4月の減少分をすべて相殺した。3-4月はユーロ圏の多くの国が新型コロナウイルス対策でロックダウンを導入した。
6月の小売売上高は前年同月比では1.3%増。2月以降初めて、前年比で増加に転じた。市場予想は0.5%減だった。
国別では、アイルランド、スペイン、イタリアが前月比で2桁増。ドイツとオーストリアは5月の大幅増から再び減少に転じた。
品目別では、衣料・靴が前月比20.4%増。5月は過去最高の224.1%増を記録していた。
自動車燃料、コンピューター機器・書籍の販売も増加した。
オンライン販売は前月比6.8%減と、今年初の減少。消費者が実店舗での買い物を再開した。
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