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ガザ人道支援、空中投下継続し海上ルートも検討=米国務省

ロイター / 2024年3月5日 13時32分

 米国務省のミラー報道官は4日の定例記者会見で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの住民への人道支援について、米軍による空中からの物資投下を継続する方針を表明するとともに、海上ルートを使った米国の物資供給も実現の可能性が高いとの見方を示した。写真はガザへの支援物資空中投下に向かう米輸送機。東南アジアで1日撮影(場所の詳細は非公表)。米空軍提供(2024年 ロイター)

Humeyra Pamuk

[ワシントン 4日 ロイター] - 米国務省のミラー報道官は4日の定例記者会見で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの住民への人道支援について、米軍による空中からの物資投下を継続する方針を表明するとともに、海上ルートを使った米国の物資供給も実現の可能性が高いとの見方を示した。

同報道官は「米国は可能な限り多方面のルートを使って援助を拡大し、維持していくことに注力している」と述べた。

人道被害が続く現状について「全く耐えがたい」と発言。その上で「われわれの目的は明確で、それは空路や陸路、海路を使った包括的な援助戦略を確立して人道援助の流れを最大化し、支援をガザの全員に確実に届けることだ」と述べた。

さらに、ガザ北部で50万人以上が飢餓寸前の状態で、支援物資が略奪に遭って配給がままならないと指摘。バイデン政権はイスラエルに国境開放地点を新たに設けるよう引き続き圧力をかけていると述べた。

国連人道問題調整室(OCHA)によると、ガザ地区人口の4分の1に当たる57万6000人が飢餓から一歩手前の状態にあるという。

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