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原油先物が続伸、ウイルス巡る楽観で需要回復に期待

ロイター / 2020年2月6日 11時37分

アジア時間の原油先物は続伸。新型コロナウイルスのワクチン開発で進展があったとの報道を受け、世界最大の原油輸入国である中国の燃料需要が回復するとの期待が高まった。写真はオクラホマ州クッシングにある原油貯蔵施設。2016年3月撮影(2020年 ロイター/Nick Oxford)

[東京 6日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続伸。新型コロナウイルスのワクチン開発で進展があったとの報道を受け、世界最大の原油輸入国である中国の燃料需要が回復するとの期待が高まった。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計で、ガソリンとディーゼルオイルの在庫が減少したことも市場を支援している。

0142GMT(日本時間午前10時42分)時点で、北海ブレント先物 は0.62ドル(1.1%)高の1バレル=55.90ドル。前日は2.4%高だった。米WTI原油先物 は0.73ドル(1.4%)高の51.48ドル。前日は2.3%上昇していた。

英スカイ・ニュースは5日、同国の科学者による新型コロナウイルスのワクチン開発に大きな進展があったと報じた。[nL4N2A52US]

ただ、世界保健機関(WHO)は、同報道について「効果があるかは不明」との見解を示している。[nL4N2A53OT]

EIAの統計ではガソリン在庫が予想外に減少。ディーゼルオイルの在庫は予想以上に減少した。一方、原油在庫は340万バレル増と予想以上に増加した。

キャピタル・エコノミクスは「米石油製品在庫の小幅減少は需要が持ちこたえていることを示しているが、ウイルス感染拡大による中国の消費減少分を補うには米国の消費が大幅に拡大する必要がある」と指摘した。

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