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豪首相、辞任した資源相・農業相の後任を発表

ロイター / 2020年2月6日 12時55分

<description role="descRole:caption"> 2月6日、オーストラリアのモリソン首相は、今週辞任したキャナバン資源相の後任に、原発推進派で国内の石炭産業を擁護する姿勢で知られるキース・ピット氏を充てる人事を発表した。写真はオーストラリアの国旗。シドニーで2005年6月撮影(2020年 ロイター/David Gray) </description>

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は6日、今週辞任したキャナバン資源相の後任に、原発推進派で国内の石炭産業を擁護する姿勢で知られるキース・ピット氏を充てる人事を発表した。

また、リトルプラウド水資源相に農業相を兼務させる。昨年の総選挙に絡むスポーツ関連基金の資金流用を巡り2日に辞任したマッケンジー氏の後任となる。

キャナバン、マッケンジー両氏とも、モリソン首相が率いる自由党の連立相手、国民党の所属。キャナバン氏は党首交代を求めていたが、今週行われた党首選でマコーマック副首相が再選したことを受け、辞任した。

クイーンズランド州資源協会のイアン・マクファーレン最高責任者は電子メールで、ピット氏の資源相任命を歓迎した。クイーンズランド出身のピット氏は、地方の雇用・投資創出における資源部門の重要性を認識しており、「手頃な価格で供給が安定したエネルギーの必要性など、資源部門に関連した政策問題をしっかり理解している」と高く評価した。

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