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新型肺炎、豪経済に「著しい」影響=モリソン首相

ロイター / 2020年2月6日 12時56分

<description role="descRole:caption"> 2月6日、オーストラリアのモリソン首相(写真)は、中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大によって豪経済に「著しい」影響が及ぶとの認識を示した。写真はワシントンで昨年9月撮影(2020年 ロイター/Joshua Roberts) </description>

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は6日、中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大によって豪経済に「著しい」影響が及ぶとの認識を示した。

モリソン首相は、各国が渡航規制などの措置を取る中、新型コロナウイルスによる肺炎の影響は「経済にまぎれもない重し」になると述べた。

また「ウイルスの広がりや、さらにどこまで拡大するのか、他地域の感染拡大防止策の効果などを把握する必要がある」とし、全体的な影響を判断するため各州でシナリオ分析を行っていることを明らかにした。

オーストラリアでは14人の感染が確認されているが、死者は出ていない。

エコノミストの間では、新型肺炎のほか、大きな被害が出ている森林火災による影響を踏まえ、国内総生産(GDP)予想を下方修正する動きが出ている。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド(ANZ)銀行のアナリストは5日、第1・四半期のGDPが2011年以来のマイナスになるとの見方を示した。

ただ「短期的な成長への打撃は大きいものの、中国からの渡航者は第2・四半期には上向く見込みで、観光部門の回復が第3、第4・四半期の成長に寄与するだろう」と指摘。「その結果、今年末の成長率への影響は軽微になる可能性が高い」とした。

ウエストパックは6日、今年の成長率予想を従来の2.1%から1.9%に引き下げた。

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