台湾、海外クルーズ船の寄港を全面禁止 新型ウイルス対策

　台湾の衛生当局は２月６日、新型コロナウイルス対策として、海外のクルーズ船が台湾に寄港することを６日から全面的に禁止すると発表した。写真は台湾への寄稿を拒否された後、香港のターミナルに停泊したクルーズ船。５日撮影（２０２０年　ロイター/Tyrone Siu）

［台北　６日　ロイター］ - 台湾の衛生当局は、新型コロナウイルス対策として、海外のクルーズ船が台湾に寄港することを６日から全面的に禁止すると発表した。

これより先、日本の厚生労働省は６日、横浜港に停泊中のクルーズ船内で新たに１０人のウイルス感染を確認したと発表。乗員乗客で感染が確認されたのは、５日と合わせて２０人となった。[nL4N2A605O]

台湾当局によると、このクルーズ船は１月３１日に台湾北部の基隆に停泊し、この際に多くの乗客が台湾で日帰り旅行をしたという。

台湾のメディアは、乗客らが恐らく台北の人気観光スポットを訪れただろうと報じている。