東京マーケット・サマリー（6日）

■レートは終値（前日比または前週末比）、安値─高値

＜外為市場＞

ドル／円 ユーロ／ドル ユーロ／円

午後5時現在 109.90/92 1.1001/05 120.92/96

NY午後5時 109.80/83 1.0997/01 120.77/81

午後５時のドル／円は、前日ニューヨーク市場午後５時時点に比べてややドル高／円安の１０９円後半。新型肺炎に対する過度の懸念が後退しドルが買い戻された海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは２週間ぶりの高値をつけた。しかし、１１０円台では実需の売りが待ち構えているとの認識が広がり、ドルの上昇は一進一退で慎重なペースとなった。

＜株式市場＞

日経平均 23873.59円 (554.03円高)

安値─高値　　 23625.13円─23995.37円

東証出来高 16億5442万株

東証売買代金 3兆0510億円

東京株式市場で日経平均は大幅に３日続伸。前営業日比５５４円０３銭高となり、今年最大の上げ幅となった。前日の米国株高や為替の円安基調が安心材料となり、朝方から幅広い銘柄で買いが先行。急速な戻りとなったことで先物市場ではショートカバーが活発化した。午後に入り、中国が米国からの一部の輸入品の関税を半分に引き下げると伝わると上げの勢いが強まった。トヨタ自動車<7203.T>は通期業績予想の上方修正が好感され後場一段高となり、約４年半ぶりの高値を付けた。

東証１部騰落数は、値上がり１８３８銘柄に対し、値下がりが２７１銘柄、変わらずが５０銘柄だった。

＜短期金融市場＞　17時06分現在

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.016％

ユーロ円金先（20年3月限） 99.985 (-0.005)

安値─高値 99.985─99.995

3カ月物ＴＢ ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス０．０１６％になった。「加重平均レートはやや下がりそうだが、資金調達ニーズは引き続き強い」（国内金融機関）という。ユーロ円３カ月金利先物は弱含み。

＜円債市場＞　

国債先物・20年3月限 152.41 (-0.27)

安値─高値 152.27─152.53

10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.020％ (+0.020)

安値─高値 -0.015─-0.025％

国債先物中心限月３月限は前営業日比２７銭安の１５２円４１銭と続落して取引を終えた。１０年最長期国債利回り（長期金利）の引け値は、前営業日比２ｂｐ上昇のマイナス０．０２０％。新型肺炎拡大を警戒したリスクオフトレードの巻き戻しが継続した。

＜スワップ市場＞　16時18分現在の気配

2年物 0.03─-0.07

3年物 0.02─-0.07

4年物 0.02─-0.07

5年物 0.03─-0.07

7年物 0.05─-0.04

10年物 0.12─0.02