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米経済成長堅調、新型肺炎は「ワイルドカード」=ダラス連銀総裁

ロイター / 2020年2月7日 1時13分

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は6日、通商問題を巡る緊張の緩和を受け、世界的な経済成長のほか製造業活動や企業投資に対する圧力が軽減したため、米経済は今年は「堅調な」成長が見込まれると述べた。ワシントンの 米連邦準備理事会(FRB)で2018年8月撮影(2020年 ロイター/Chris Wattie)

[ダラス 6日 ロイター] - 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は6日、通商問題を巡る緊張の緩和を受け、世界的な経済成長のほか製造業活動や企業投資に対する圧力が軽減したため、米経済は今年は「堅調な」成長が見込まれると述べた。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大は「ワイルドカード」との認識も示した。

カプラン総裁はテキサス大学で行った講演で、昨年の時点では通商を巡る先行き不透明性が個人消費の重しになると懸念していたが、米中が通商交渉で「第1段階」の合意に至ったことで「2020年は堅調な経済成長が予想される」とし、今年の米経済成長率は約2.25%になるとの見方を示した。

ただ、中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大のほか、米ボーイング を巡る問題といった「ワイルドカード」がなければ、自身の見通しはより堅調なものになっていたとも述べた。

中国については、新型ウイルスの感染拡大で「短期的には深刻な影響を受ける」と予想。ただ、長期化せずに一時的なものとなる公算が大きく、結果的に対応可能となるとの見方を示した。

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