ホンダ、武漢工場の稼働再延期へ トヨタも検討＝報道

　２月７日、国内メディアの報道によると、ホンダは、中国・湖北省武漢市に持つ乗用車工場について、１４日にも計画していた稼働再開の時期を再延期する方針を固めた。２０１８年３月、スイス・ジュネーブで撮影（２０２０年　ロイター/Denis Balibouse）

［東京　７日　ロイター］ - 国内メディアの報道によると、ホンダ<7267.T>は、中国・湖北省武漢市に持つ乗用車工場について、１４日にも計画していた稼働再開の時期を再延期する方針を固めた。７日付日経新聞朝刊によると、再開は最短で２月下旬までずれ込む見通しという。

一方、共同通信によると、ホンダの広州の四輪車工場は１０日以降の一部再開を目指している。

また７日付読売新聞朝刊は、トヨタ自動車<7203.T>も、１０日の再開を目指していた中国４工場の稼働について再延期を検討している、と報じた。７日にも最終判断するという。

いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置で、製造業への影響は一段と深刻化する懸念が強まっている。