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トヨタ、中国・長春工場で9日から通常生産回復 広州でも車種拡大

ロイター / 2020年3月6日 13時11分

 3月6日、トヨタ自動車は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産量を落としていた中国の合弁工場について、吉林省長春市の完成車工場(長春工場)で9日から通常生産の昼夜2直(2シフト)体制へ戻すと明らかにした。写真はジュネーブで昨年3月撮影(2020年 ロイター/Pierre Albouy)

[東京 6日 ロイター] - トヨタ自動車<7203.T>は6日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産量を落としていた中国の合弁工場について、吉林省長春市の完成車工場(長春工場)で9日から通常生産の昼夜2直(2シフト)体制へ戻すと明らかにした。広東省広州市の完成車工場(広州工場)でも同日の週より2直による通常生産の車種を増やす計画。

長春工場での生産は2月17日から再開していたが、1直(1シフト)にとどまっていた。従業員の安全が確保され、物流事情が改善、部品調達のさらなる安定化が図られたことから通常生産の回復にめどが立った。同工場ではスポーツ多目的車(SUV)「RAV4」を生産している。

広州工場での生産も2月17日から再開し、すでにセダン「カムリ」とSUV「ハイランダー」が通常生産の2直に戻っているが、9日の週から小型車「ヤリス」、SUV「C―HR」、セダン「レビン」の生産も2直に回復する予定。ただ、まだ一部の車種では1直のままという。

通常は2直体制をとっている天津市の工場は2月18日から再開したが、現在も1直のままとなっている。

一方、日本の工場での生産車種にも中国製部品を一部で使用しているが、3月9日の週以降、日本国内の工場は通常稼働を予定しているという。

(白木真紀)

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