米FRB、より詳細なFOMC声明必要=クリーブランド連銀総裁
ロイター / 2020年3月7日 1時23分
[ワシントン 6日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は6日、米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を拡充し、さまざまな経済指標に関してより詳細な評価を提供すべきとの見方を示した。
メスター総裁はニューヨークで開催されるシャドー・オープン・マーケット・コミッティー向けの準備原稿で、「適切な政策に対する見解および見通しの策定に向け、委員会が定期的に評価しているインフレ率、インフレ期待、失業率、雇用の伸び、生産量の伸び、金融情勢を巡り、声明ではこれらの一貫した指標の変化に関する概要を提供することが可能だ」と指摘。そうすれば、「指標に積み重ねられた変化が委員会の見通しを実質的に変化させたかどうかを声明で伝えることになる」とした。
準備原稿では米経済の見通しや金融政策に関する言及はなかった。
メスター総裁はまた、政策当局者の経済見通しに関する四半期ごとの概要の一部を形成するリスクバランスの文言などをFOMC当日に公表すべきという見解を改めて示した。こうした内容は現在、FOMCの3週間後に公表されている。
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