QEは欧州司法裁の判断順守 ECB、責務達成に邁進=仏中銀総裁
ロイター / 2020年5月7日 2時20分
[6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は6日、各国の国債を買い入れる量的緩和政策(QE)について、ECBは欧州司法裁判所の判断に従い、責務達成に邁進する所存だと表明した。
ドイツ連邦憲法裁判所は5日、ECBが同政策の必要性を証明しなければ、ドイツ連邦銀行(中央銀行)は3カ月以内に国債買い入れを停止する必要があるとの判断を示した。また、QEは中央銀行が財政赤字を補填する財政ファイナンスには当たらないと指摘した。
QEを巡っては、欧州司法裁が2018年に適法と認めている。ビルロワドガロー氏は「欧州司法裁の判断通り、ECBの過去の行為は責務にかなっており、責務達成に向けた決意は固い」と述べた。
フランスのルメール経済・財務相は6日、ECBの独立性は欧州連合(EU)基本条約で保証されており、ECBを管轄するのは欧州司法裁だけだと指摘。「ECBは独自に決定を下し、欧州司法裁による特別管轄の下、責務の実施方法を決める」との見方を示した。
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