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スペイン、非常事態宣言を2週間延長 コロナ感染死者の伸びは鈍化

ロイター / 2020年5月7日 4時3分

スペイン議会は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた非常事態宣言の期限を2週間延長することを承認した。写真右は議会で話すサンチェス首相。代表撮影(2020年 ロイター)

[マドリード 6日 ロイター] - スペイン議会は6日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた非常事態宣言の期限を2週間延長することを承認した。2週間ごとの延長はこれで4回目。政府は感染拡大抑制策を段階的に緩和しながらも人々の移動を制限し、危機の終息を目指す。

サンチェス首相は議会で行った演説で、非常事態宣言の下で政府は大規模な支援策を発動させたとし、「非常事態宣言の解除は弁解の方法もない完全な誤りとなる」と述べた。

スペインでは厳しい外出制限などの措置で感染拡大ペースは鈍化しつつあり、感染による死者数は6日は244人。4月初旬は1日の死者数は約1000人だった。

ただ経済は大きな影響を受けており、第1・四半期は5.2%のマイナス成長に陥った。欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会はスペインは新型ウイルス感染拡大で最も深刻な影響を受ける国の1つになると警告。経済成長率は2020年はマイナス9.4%になると予想、財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は10.1%と、19年の2.8%から上昇するとの見方を示した。

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