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ブラジル中銀が75bp利下げ、過去最低の3%に

ロイター / 2020年5月7日 8時28分

[ブラジリア 6日 ロイター] - ブラジル中央銀行は6日、政策金利を75ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の3.00%とした。新型コロナウイルス感染拡大による経済への影響を抑制するため、市場予想より大幅な利下げに踏み切り、次回会合で追加利下げを実施する可能性も示した。

金融政策委員会(COPOM)によると、決定は全会一致だったが、2人の委員が一段と大幅な利下げを提案した。2会合連続の利下げとなった。

ロイターが4月末にエコノミスト26人を対象に実施した調査では、50bpの利下げが予想されていた。

COPOMは声明で、景気の現状は「異例の大型金融刺激策」を必要にしていると指摘。「委員会は次回会合に向けて、財政シナリオと経済指標次第では、今回よりも大幅ではない最終的な金融調節を検討する」とした。

2人の委員は、景気シナリオの深刻さと物価に上振れ圧力が明らかにない状況を踏まえ、一段と大幅な利下げを一度に実施した上で、政策金利を何カ月間も同じ水準で維持するよう提案した。

COPOMはまた、来年にかけてのブラジル政府の財政支出や「その持続性についての認識」が、金融刺激策の期間の長さを決める上で鍵になると説明した。

*内容を追加しました。

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