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日経平均は続伸、米株先物高を好感 25日線上抜け

ロイター / 2020年7月6日 11時52分

 7月6日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比306円24銭高の2万2612円72銭となり、続伸した。写真は2018年11月、東京で撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 6日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比306円24銭高の2万2612円72銭となり、続伸した。朝方に小幅高だった米株先物が上値を追う動きとなり、日経平均も先物が主導する形で上昇した。テクニカル的にレジスタンスとみられていた25日移動平均線(2万2473円付近)を上抜けたことで下値不安はいったん後退している。

ファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>、東京エレクトロン<8035.T>、ファナック<6954.T>、アドバンテスト<6857.T>など指数寄与度の高い銘柄が総じて堅調。5銘柄で日経平均を約113円押し上げる要因となった。

東京で新型コロナウイルスの新規感染者が増加傾向にあるものの、一時に比べて株式マーケットでは大きく材料視されなくなってきた。6月16日以降、2万1800円台から2万2600円台のレンジ相場が続いており、現在はその上限付近。どちらかを抜けるには新たな材料が必要との指摘も出ている。

TOPIXは1.20%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8425億円だった。東証33業種は鉱業を除く32業種が値上がり。海運業はバルチック海運指数<.BADI>が約9カ月ぶりの高水準に戻してきたことが意識され堅調に推移。鉄鋼、証券、空運、繊維、非鉄金属なども買われた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1798銘柄に対し、値下がりが303銘柄、変わらずが65銘柄だった。

日経平均は高値圏でもみあい、2万2500円台前半で推移している。

東証33業種では、海運業<.ISHIP.T>が2%超高となり値上がり率1位となっている。バルチック海運指数<.BADI>が1894ポイントと、約9カ月ぶりの高水準に戻してきたことが意識されているもよう。中国など世界的な生産再開の動きで、需要が追い付いてきたことがバルチック指数の上昇につながっているという。

日経平均は前週末比200円高と、全体的に買い直される動きとなった。時間外取引で朝方は小幅高だった米株先物が上値を追う動きとなり、それに日本株は刺激される格好でアルゴ取引などが活発化、先物買いから堅調となっている。

日経平均は高値でもみあっている。時間外取引で米株先物が堅調に推移していることが手掛かりにされ、堅調な地合いをキープ。ただ、買い一巡後は上値に対して慎重となり、全般は伸び悩んだ。市場では「今週は内外ともに大きなイベントが見当たらず、材料に乏しく動きにくい」(国内証券)との声が聞かれる。

寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比34円79銭高の2万2341円27銭となり、続伸してスタート。前週末の米国株式市場が休場だったなど手掛かり難となっているものの、週末に目立った悪材料もなかったことから、好地合いを引き継ぐ格好となった。

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、キヤノン<7751.T>、ソニー<6758.T>、パナソニック<6752.T>など主力の輸出関連株が売り買いまちまち。また、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<9983.T>が売り優勢、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループなど銀行株は売り買いきっ抗となっている。

*内容を追加します

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