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英国、人権侵害巡りロシア・サウジに離脱後初の独自制裁

ロイター / 2020年7月7日 8時10分

 英国は7月6日、人権侵害を巡り、ロシア人25人とサウジアラビア人20人を制裁の対象に指定した。マネーロンダリング(資金洗浄)防止に向けた独自の対策の一環。写真はラーブ外相、7月1日に英議会で撮影。提供写真(2020年 ロイター/UK Parliament/Jessica Taylor/Handout)

[ロンドン 6日 ロイター] - 英国は6日、人権侵害を巡り、ロシア人25人とサウジアラビア人20人を制裁の対象に指定した。マネーロンダリング(資金洗浄)防止に向けた独自の対策の一環として、英国内の資産を凍結するほか、入国も禁止する。

1月の欧州連合(EU)離脱後、同国が独自に制裁措置を取るのは初めてとなる。

制裁対象には、ロシア当局者の汚職を追及していた弁護士セルゲイ・マグニツキー氏が不審死した事件に関与したとされるロシア連邦捜査委員会委員長のアレクサンドル・バストルイキン氏が含まれている。同氏はプーチン大統領の側近で、この事件を巡り、米国とカナダの制裁対象にもなっている

また、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏殺害事件に関与したとされるサウジ人も対象に入っている。

厳しい制裁を求めてきたラーブ外相が議会で、これらの人物の名前を挙げた。

ロシアは新たな制裁を受け、対抗措置を取ると表明した。サウジ政府はコメント要請に応じていない。

ラーブ外相は議会で「わが国では、クレプトクラート(泥棒政治家)や組織犯罪者は、犯罪によって得た資金を洗浄することができなくなる」と述べた。

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