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RCEP大詰めの段階と茂木外相、日中など参加の経済圏構想

ロイター / 2020年11月6日 11時2分

茂木敏充外相は6日午前の参院予算委員会で、日本や中国、韓国などが参加する東アジア地域包括経済連携(RCEP)について、合意に向けた協議が大詰めの段階にあることを明らかにした。写真は2020年9月16日に首相官邸で会見する茂木外相。(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 6日 ロイター] - 茂木敏充外相は6日午前の参院予算委員会で、日本や中国、韓国などが参加する東アジア地域包括経済連携(RCEP)について、合意に向けた協議が大詰めの段階にあることを明らかにした。

RCEPは東南アジア諸国連合(ASEAN)やオーストラリア、ニュージーランドも参加する経済連携協定(EPA)で、実現すれば世界最大規模の経済・貿易圏となる。

茂木外相は「大詰めの段階を迎えている。新しい枠組みは日本経済だけでなく世界経済の発展にも大きく貢献する」と語った。中西祐介委員(自民)への答弁。

毎日新聞は6日、参加国が協定に大筋で合意する公算が大きくなったと報じた。ASEAN首脳会議に合わせ、15カ国の首脳が15日にテレビ会議形式で会談するとしている。インドは参加を見送る見通しと伝えている。

(杉山健太郎)

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