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ミンクが宿主か、新型コロナ変異種の人感染でWHOが見解

ロイター / 2020年11月6日 12時2分

 11月5日 世界保健機関(WHO)当局者はデンマークで突然変異した新型コロナウイルスがミンクから人に感染したケースが十数例発生したとし、ミンクは感染するとともにウイルス保有宿主とみられるとの見解を示した。写真は11月5日、デンマークで撮影(2020年 ロイター/Jacob Gronholt-Pedersen)

[ジュネーブ 5日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)当局者は5日、デンマークで突然変異した新型コロナウイルスがミンクから人に感染したケースが十数例発生したとし、ミンクは感染するとともにウイルス保有宿主とみられるとの見解を示した。

デンマークは国内のミンクを全頭殺処分する計画を発表、変異したウイルスが人や動物の間で広がる事態を回避するため、北部で新たに厳しいロックダウン(都市封鎖)を行なうと表明した。

コペンハーゲンのWHO欧州事務所の緊急事態当局者はソーシャルメディアのイベントで、「ウイルスがミンクから人、さらには人から人への感染に何らかの形で関与する危険がある。この変異をきわめて慎重に追跡している」と述べた。そのうえで、世界の政府や当局がこれによって感染制御の方法を変更するべきではないと付け加えた。

また、この変異種に関する研究は重要だが、ウイルスが時間を経て突然変異することは「まったく普通」と指摘した。

別のWHO欧州担当当局者は、1700万頭のミンクを処分する措置は「経済に甚大な影響を及ぼす」が、デンマークは「決断力と勇気」を示したと評価した。

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