新型コロナ死者、世界で300万人突破 変異株で感染再拡大

４月６日、ロイターの集計によると、新型コロナウイルスに関連した世界の死者が３００万人を超えた。写真は２０２０年１１月、ウクライナ・キエフで、新型コロナウイルス感染者の搬送にあたる医療従事者（２０２１年　ロイター/Gleb Garanich）

［６日　ロイター］ - ロイターの集計によると、新型コロナウイルスに関連した世界の死者が６日、３００万人を超えた。

ワクチン接種が始まっているが、英国や南アフリカなどで発見された変異株が広がり、「ロックダウン疲れ」と相まって感染が再び拡大。ブラジルやインドを中心に死者が増加している。

ロイターの集計によると、死者が２００万人に到達するのに１年以上かかった。２００万人から３００万人に増えるのにかかったのは約３カ月だった。

１日あたりの死者数が最も多いのはブラジルで、世界で新たに報告される死者４人につき１人の割合となっている。

インドは５日、１日あたりの感染者数が１０万人を超えた。それまで１日で１０万人以上の感染者が出たのは米国だけだった。