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アストラゼネカのコロナワクチン関連の血栓、女性に多い=英当局

ロイター / 2021年5月7日 8時7分

 英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は5月6日、英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの接種に関連するとみられる血栓症が、男性より女性に多いと発表した。ただ、その発症率の違いはごくわずかだとした(2021年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

[ロンドン 6日 ロイター] - 英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)は6日、英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンの接種に関連するとみられる血栓症が、男性より女性に多いと発表した。ただ、その発症率の違いはごくわずかだとした。

これまでは、血栓の発生率は年齢に関連しており、性別との関連性は確立されていないと述べていた。また、男性よりも女性の方が多くワクチンを接種していることを指摘していた。

MHRAは血栓に関する週ごとの報告で「現在、発生率は男性よりも女性の方が高いという複数の証拠がある。ただ、この傾向は全ての年齢層で見られるわけではなく、その差は小さい」と指摘した。

アストラゼネカのワクチンを巡っては、極めてまれに血栓が発生し、特に若年層での発症が多いと指摘されている。このため英国を含むいくつかの国では、一定の年齢以上の人への接種を推奨している。

MHRAの今週の発表によると、血栓症と血小板減少症の発生率は100万回の投与につき10.5件。先週は9.3件だった。

血栓の発症例は242件で、うち6件は2回目の投与後に発症した。4月28日までに英国で行われたアストラゼネカ社のワクチンの初回接種は2260万回、2回目の接種は590万回だった。

MHRAは「多くの人にとって、ワクチン接種の利点がリスクを上回るという認識に変わりはない」としている。

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