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米大統領、同時多発攻撃20年で追悼へ 全3カ所で=ホワイトハウス

ロイター / 2021年9月6日 10時45分

バイデン米大統領は、2001年の同時多発攻撃からちょうど20年を迎える11日に、ニューヨークの貿易センタービル跡地を含む3カ所の現場を全て訪れ、約3000人の犠牲者を追悼する。写真は貿易センター跡地グラウンド・ゼロ、2014年5月、代表撮影(2021年 ロイター)

[ワシントン 4日 ロイター] - バイデン米大統領は、2001年の同時多発攻撃からちょうど20年を迎える11日に、ニューヨークの貿易センタービル跡地を含む3カ所の現場を全て訪れ、約3000人の犠牲者を追悼する。米ホワイトハウスが明らかにした。

バイデン氏はジル大統領夫人とともに、ハイジャック機2機が突っ込んで2753人の命が奪われた貿易センタービル跡地と、1機が激突したバージニア州アーリントンの国防総省、残る1機が墜落したペンシルベニア州シャンクスビルを訪れる。

バイデン氏は3日、司法省に対し、連邦捜査局(FBI)による同時多発攻撃の捜査資料を機密指定の解除に向け検証するよう指示した。ガーランド司法長官は機密指定を解除してから6カ月以内に資料を公表する必要がある。

同時多発攻撃の遺族らは前日、政府の監視機関に対し、FBIがハイジャック犯とサウジアラビアとのつながりを示す証拠についてうそをついたあるいは隠滅を図った可能性があるとして、捜査を要請していた。サウジは攻撃への関与を否定している。

遺族の多くは先月、バイデン氏に、サウジの指導者らが同時多発攻撃を支持したことを示すとされる資料の機密指定を解除しない限り、追悼式典に参加しないよう求めている。

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