1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

タイ下院、プラユット首相の不信任案を否決 コロナ対応巡り

ロイター / 2021年9月6日 11時29分

タイ下院は4日、野党が提出したプラユット首相と閣僚5人に対する不信任決議案を否決した。写真は3月30日、バンコクで撮影(2021年 ロイターthit Perawongmetha)

[バンコク 4日 ロイター] - タイ下院は4日、野党が提出したプラユット首相と閣僚5人に対する不信任決議案を否決した。政府の新型コロナウイルス対策や経済への深刻な打撃を巡り、議員らから批判が出ていた。

プラユット首相の不信任案は反対264、賛成208で否決。アヌティン保健相ら閣僚5人への不信任案も否決された。

下院は4日間にわたり不信任案を審議。プラユット政権がコロナワクチンの確保を早期に進めず、ワクチンの公平な供給を目的とした国際的枠組み「COVAX」への不参加を決めたことで接種計画が遅れたとの批判が上がった。

市民の間でも、政府のコロナ対応への不満からプラユット首相の辞任を求める抗議デモが6月下旬から活発化しており、最近のデモでは治安部隊が催涙ガスや放水車、ゴム弾を使用するなど衝突も起きている。

タイでは4月以降、デルタ株の拡大により感染者が増加。8月中旬には1日当たりの新規感染者が2万3000人を超えた。

ワクチン接種は6月に始まったが、接種を完了した人は6600万人超の人口の約13%にとどまっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください