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国連機関、水危機対策で各国の協調呼び掛け

ロイター / 2021年10月6日 13時34分

 10月5日、国連の世界気象機関(WMO)は、世界の水資源管理が「断片的で不十分」だとし、各国は迫り来る危機に備えて、資金調達の拡充や緊急警報システムにおける協力強化に向けた改革を早急に導入すべきと指摘した。写真はセネガルのダカール郊外で9月撮影(2021年 ロイター/Zohra Bensemra)

[ジュネーブ 5日 ロイター] - 国連の世界気象機関(WMO)は5日、世界の水資源管理が「断片的で不十分」だとし、各国は迫り来る危機に備えて、資金調達の拡充や緊急警報システムにおける協力強化に向けた改革を早急に導入すべきと指摘した。

WMOは報告書で、気候変動が干ばつや洪水などの水関連災害の増加をもたらすとともに、水不足の深刻化や人口増加で水の確保に困る人が急増すると予想。

ペッテリ・ターラス事務局長は「迫り来る水の危機をきちんと認識する必要がある」と述べた。

WMOと国際機関や研究機関などがまとめた2021年版「The State of Climate Services」は、十分に水を確保できない人の数が、2018年の36億人に対し2050年には50億人を超えると推定している。

アジアでは洪水警報システム、アフリカでは干ばつ警報システムの改善が必要と指摘し、協力して水を管理する体制を整備するため、より多くの資金と早急な行動を求めた。

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