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豪求人広告、11月は前月比7.4%増 ロックダウン解除で需要高まる

ロイター / 2021年12月6日 11時12分

 12月6日、オーストラリア・アンド・ニュージーランド(ANZ)銀行が発表した11月の豪求人広告は前月比7.4%急増した。2016年12月撮影(2021年 ロイター/Steven Saphore)

[シドニー 6日 ロイター] - オーストラリア・アンド・ニュージーランド(ANZ)銀行が6日発表した11月の豪求人広告は前月比7.4%急増した。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)解除を受けてシドニーとメルボルンで労働者需要が高まった。

10月の7.5%に続く大幅増だった。

求人広告は22万2093件で前年比では52%増。コロナ禍前の水準からも44%増えた。

ANZのシニアエコノミスト、キャサリン・バーチ氏は、連邦統計局発表の雇用統計で就業者数が急回復する可能性が示されたと指摘。就業者数は10月に4万6300人の予想外の減少となり、失業率は5.2%に悪化していた。

「求人広告は、失業率が近い時期に5%を再び割り込むことを示しており、われわれは2022年末までに4%前後まで低下し、23年にさらに低下すると見込んでいる」と述べた。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は失業率が4%以下まで改善し、賃金に上昇圧力が働く状況を目指している。

中銀は7日に理事会を開く。市場では政策金利を据え置き、少なくとも23年までは利上げをしないとの見通しを再表明すると見込まれている。

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