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午後3時のドルは148円後半へ反発、米雇用統計控え調整売買

ロイター / 2023年10月6日 16時16分

 10月6日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の148円後半で取引されている。写真は米ドル紙幣。3月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)

Shinji Kitamura

[東京 6日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル高/円安の148円後半で取引されている。米雇用統計の発表を今夜に控え、日中は見送りムードが強く、持ち高調整的な売買が続いた。

ドルは朝方の安値148円前半から、午後には148円後半へ上昇した。しかし、特段の手がかりは見当たらず「取引量も普段より少なめだった。雇用統計後に備える向きが多いようだ」(FX会社)という。

最近の米雇用関連の指標が強弱まちまちだったことで、今回も雇用統計への注目度は高い。これまで、オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)の民間部門雇用者数や、供給管理協会(ISM)非製造業総合指数の雇用指数が弱含みとなったが、雇用動態調査(JOLTS)や新規失業申請件数は堅調だった。

非農業部門雇用者増加数の事前予想は17万人。「最近の景気減速感と整合的な水準が予想されており、上振れは期待しづらいかもしれない」(日本総研副主任研究員の松田健太郎氏)という。労働市場の現状見極めに向けて、参加率や失業率など幅広い項目に関心を寄せる声も出ていた。

仮に雇用統計が上振れて米金利が再び上昇すれば、ドル/円も上値を試す展開となる公算が高い。しかし、3日に海外市場で介入観測からドルが一気に3円急落した経緯もあり「上値攻めに警戒感を持っている向きが増えている」(外銀トレーダー)面もあるという。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 148.82/148.87 1.0534/1.0537 156.79/156.83

午前9時現在 148.46/148.49 1.0545/1.0549 156.57/156.61

NY午後5時 148.50/148.52 1.0548/1.0552 156.66/156.70

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