マスク氏、新対話型ＡＩ「Ｇｒｏｋ」公開 Ｘにも導入へ

　１１月５日、米実業家イーロン・マスク氏は、自身が率いる人工知能（ＡＩ）スタートアップ「ｘＡＩ」が単独のアプリとして利用可能になるほか、ＳＮＳ（交流サイト）のＸ（旧ツイッター）に組み込まれると投稿した。写真は２日ロンドンでの代表撮影（２０２３年／ロイター）

[５日 ロイター] - 米実業家イーロン・マスク氏は５日、自身が率いる人工知能（ＡＩ）スタートアップ「ｘＡＩ」が単独のアプリとして利用可能になるほか、ＳＮＳ（交流サイト）のＸ（旧ツイッター）に組み込まれると投稿した。

ｘＡＩが自社初のＡＩモデルであるボット（自動応答プログラム）「Ｇｒｏｋ（グロック）」を公開したと明らかにし、「Ｘのプラットフォームを通じてリアルタイムで情報にアクセスできるのが他の（ＡＩ）モデルと比べて大きな利点だ」と指摘した。

マスク氏は３日、Ｇｒｏｋを４日に一部の利用者に公開する考えを示し、「いくつかの重要な点で、現存するＡＩの中で最高のものだ」と投稿。初期ベータ（試用）版が終了次第、Ｘの「プレミアムプラス」契約者全員がＧｒｏｋを利用できるようになるとしていた。

Ｘは先月、新たに２つのサブスクリプション（定額課金）プランを追加し、広告が表示されない月１６ドルのプレミアムプラスと月３ドルの基本的なプランを導入した。