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日経平均は4日続伸、米金利低下を好感 グロース株が牽引

ロイター / 2023年11月6日 15時30分

 11月6日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比758円59銭高の3万2708円48銭と4日続伸して取引を終えた。写真は2016年2月、東証で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 6日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比758円59銭高の3万2708円48銭と4日続伸して取引を終えた。前週末に米金利が低下して株価の主要3指数が上昇した流れを引き継いだ。寄与度の高い半導体関連株や電子部品株が総じて堅調で、一時800円超高に上昇した。

日経平均は500円高でスタートした後も上げ幅を拡大し、一時816円高の3万2766円54銭に上昇した。市場で警戒された日米の中銀会合や米雇用統計の発表を通過して米長期金利の上昇が一服し、国内金利も低下。金利高で上値を抑えられてきたグロース株を中心に物色された。一方、銀行株は軟調だった。

米ハイテク株が堅調な中、アドバンテストなど半導体関連やTDKなどの電子部品が総じてしっかりだった。ファーストリテイリング、ソフトバンクグループといった指数寄与度の高い銘柄群が堅調となり、指数を押し上げた。

市場では「米金利の上昇一服で、レンジを回復したようだ。どんどん上がっていくかはともかく、安値から戻した分は、なかったことにはならないだろう」(ちばぎんアセットマネジメントの森田潤調査部長)との声が聞かれる。

足元の企業業績は悪くないとみられている一方、中国景気への懸念も見え隠れするといい「3万3000円を超えると割安感は薄れる。高値トライには、来年の増益が見えたり、米国の利下げがみえてくることが必要だろう」(ちばぎんAMの森田氏)という。

TOPIXは1.64%高の2360.46ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比1.64%高の1214.89ポイントだった。プライム市場の売買代金は5兆1756億4900万円だった。東証33業種では、値上がりは非鉄金属や機械、輸送用機器など27業種で、値下がりは海運や水産・農林、銀行など6業種だった。

東京エレクトロンやトヨタ自動車は堅調。リクルートHLDGはしっかりだった。一方、川崎汽船やみずほFGは軟調。アステラス製薬は年初来安値を更新した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が4.38%高の692.94ポイントと、大幅に続伸した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1260銘柄(75%)、値下がりは372銘柄(22%)、変わらずは27銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 32708.48 +758.59 32450.82 32,395.50─3

2,766.54

TOPIX 2360.46 +38.07 2351.95 2,346.89─2,

368.66

プライム市場指数 1214.89 +19.62 1210.26 1,207.92─1,

219.08

スタンダード市場指数 1128.61 +13.07 1123.93 1,123.19─1,

129.45

グロース市場指数 887.31 +34.21 865.67 865.67─889.

07

グロース市場250指数 692.94 +29.08 674.49 674.37─694.

46

東証出来高(万株) 204476 東証売買代金(億円 51756.49

)

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