1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

国連事務総長、ガザでの民間人保護改めて訴え 「子供たちの墓場」と警鐘

ロイター / 2023年11月7日 7時56分

 11月6日、国連のグテレス事務総長は、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘について、民間人保護こそを最優先とするべきで、現状ではパレスチナ自治区ガザが「子供たちの墓場」と化しつつあり、連日何百人もの児童が殺されたり、傷付いたりしていると警鐘を鳴らした。写真はガザのマガジ難民キャンプで、空爆から逃げる人たち(2023年 ロイター/Yasser Qudih)

Michelle Nichols

[国連 6日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は6日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘について、民間人保護こそを最優先とするべきで、現状ではパレスチナ自治区ガザが「子供たちの墓場」と化しつつあり、連日何百人もの児童が殺されたり、傷付いたりしていると警鐘を鳴らした。

グテレス氏は「イスラエル軍による地上作戦や継続的な空爆が市民、病院、難民キャンプ、モスク、教会、そして国連施設に被害を与え、安全な場所は存在しない。同時にハマスや他の武装組織は市民を人間の盾として利用し、イスラエルに対して無差別ロケット攻撃を行っている」と双方を非難。国際人道法の明らかな違反行為がなされていると主張した。

さらに「この暴力的で恐ろしく、痛ましい破壊がいつまでも続く状態に、今すぐ出口を見つけ出す必要がある」と語り、人道に配慮して即時戦闘を停止するよう訴えた。

グテレス氏によると、ガザではこれまでに国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の職員も89人が死亡しており、国連の支援機関職員の死者数としては同じ期間で比べると過去のどの時点よりも多いという。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください