チャットＧＰＴを目的別カスタマイズ、オープンＡＩが新サービスへ

　米オープンＡＩは１１月６日に開いた初めての開発者会議で、対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を目的に応じてカスタマイズできる「ＧＰＴｓ」と呼ばれるサービスを開始すると明らかにした。２日、英南部ブレッチリー・パークで代表撮影（２０２３年　ロイター）

Krystal Hu　Anna Tong

[サンフランシスコ ６日 ロイター] - 米オープンＡＩは６日に開いた初めての開発者会議で、対話型人工知能（ＡＩ）「チャットＧＰＴ」を目的に応じてカスタマイズできる「ＧＰＴｓ」と呼ばれるサービスを開始すると明らかにした。

サム・アルトマン最高経営責任者（ＣＥＯ）は基調講演で「最終的にはコンピューターに必要な作業をお願いすれば、全部やってくれる」と述べた。

一方でＡＩの安全面での課題に対応するためには、インタラクティブ機能を段階的に導入し、慎重な態度で進めていくのが最善の道だと考えているとも強調した。

ＧＰＴｓを使えば、チャットＧＰＴがＡＩ代理店となって飛行機の予約などをしてくれるソフトなどを作成し、共有できる。こうしたソフトを販売するサイト「ＧＰＴストア」が今月中に立ち上げられるという。

オープンＡＩは、チャットＧＰＴの基盤モデルの最新版「ＧＰＴ－４ターボ」も公表した。