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ロシア、ウクライナ東部アブデーフカへの攻撃継続

ロイター / 2023年12月6日 14時19分

ロシア軍は5日、ウクライナ東部のアブデーフカ制圧に向けた作戦を続行した。ウクライナ東部と南部ではロシアの攻撃により4人が死亡した。写真はロシアのミサイル着弾跡。12月5日、ヘルソンで撮影(2023年 ロイター/Ivan Antypenko)

[キーウ 5日 ロイター] - ロシア軍は5日、ウクライナ東部のアブデーフカ制圧に向けた作戦を続行した。ウクライナ東部と南部ではロシアの攻撃により4人が死亡した。

ウクライナは南部オデーサ(オデッサ)地域への攻撃に向かっていたロシアの戦闘機スホイ24をスネーク島近くの黒海上空で撃墜したと発表した。

アブデーフカの軍当局トップ、ビタリー・バラバシュ氏はラジオ・リバティーに、ウクライナ軍が町の北西にあるステポベ村を制圧したと明らかにした。

ロシア軍事ブログ「リバル」はロシア軍がアブデーフカの北5キロにある村の周辺を新たに確保したと伝えた。ロシアは10月中旬以降、ドネツクのロシア占領地域に近く大規模なコークス工場で知られるアブデーフカに焦点を当ててきた。

バラバシュ氏はロシア軍の工場への侵入を許していないとする一方、中心部以外の「工業地帯」で戦闘が激化していることを認めた。

東部のウクライナが支配するマリンカとロシアが掌握しているバフムトでも戦闘が発生している。

軍事アナリストのセルヒイ・ズグレツ氏はエスプレソTVのウェブサイトに、ロシア軍は北東部のクピアンスクに移動しようとしていると指摘した。クピアンスクは侵攻後にロシア軍に占領されたが、後にウクライナが奪回した。クピアンスクから9キロ離れたシンキフカ村付近で数週間前から戦闘が続いているという。

南部ヘルソンではロシアの砲撃により3人が死亡、少なくとも6人が負傷した。当局によるとロシアは2発のS─300ミサイルを発射し近くの住宅にも被害が出た。

ロシア軍はまた東部の最前線に位置するチャソフヤールを多連装ロケットシステム「グラッド」を使用して2時間にわたって砲撃した。検察総局は1人が死亡し5人が負傷したとが発表した。住民は攻撃当時ボランティアから水とパンを受け取っていたという。

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